中国新聞地域ニュース
原爆ドーム、「高さ」に無防備 '06/6/14
原爆ドームは、開発行為が絶えない商業地域に隣接する。世界遺産への登録時、周辺のバッファーゾーン(緩衝地帯)への高さ規制の導入は見送られた。ビル建設などの際は、強制力のない美観形成要綱により、色やデザインなどについて業者と協議するにとどまる。
広島市の都市デザイン担当は昨年四月、マンションの建設業者と要綱に基づく協議を始め、六月にはゴーサインとなる協議済証を交付した。その間、文化財や平和行政の担当職員との協議はなかった。縦割り行政の弊害が表れたと見ることもできる。だが問題の根はもっと深いように思う。
「縦割り行政の弊害」???
都市デザイン担当はコレ↓を知らなかったわけではあるまい。
広島市都市計画マスタープラン
6 都市景観形成の方針
国際平和文化都市にふさわしい都市環境の形成に向けて、住む人や訪れる人に潤いと安らぎを与え都市の風格を高めるような美しい都市景観の形成に取り組みます。
(3) 民間建築物などのデザイン誘導による美しい都市景観の形成
都市景観に関する市民意識の向上を図るとともに、景観協議制度や地区計画制度などにより美しい民間施設のデザインを誘導します。市民・企業などと市が協働して、自然環境や歴史的資源などを生かして、個性ある美しい都市景観を形成します。
あまりにもおそまつ。市民球場も現球場建て替えってことで樽募金したひとも(たくさん、いやほとんどか?)いるだろうに。。。話がソレタ。
以前、東部の尾道市でも景観問題がありましたね。
山陽日日新聞2005.4.29
東御所町内会などが建設反対運動に
問われる『世界遺産・・・』
亀田市長は即座に「買い取り」指示
これはこれでスゴイ!
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